思想メモ 2:若さでふまじめになる

f:id:tanaka06:20170925002127j:plain


きのうは土曜日ですね、みなさんは存在を大にして歩き回ったり居間で寝そべったりしましたか!突然ですが滝沢カレンさんのインスタグラムは最高だということをお伝えします。

今年の春に大学1年生になって、自分が若いということ、そして若いことがいかにとんでもなくすごいことかを知りました。
だいがくいちねんせいです、じゅうきゅうさいです、と言った途端向けられる大人たちからの甘やかなまなざし!それも容姿にあまり関係なく!どこへいってもやれ若い女の子だとちやほやされる。
今までのわたしなら、それを知っても、若さなんてすぐ失うし…とか、この人たちがちやほやしているのはわたしの「若さ」のみだろうし…なんて言って、若さゆえに受ける好意を虚しい、ばかばかしいと切り捨てて、感情を動かさないようにして、あなたたちがわたしをもてはやすのはわたしが若いからだってこと知ってるんだからね、わたしは馬鹿じゃないからお見通しよなんて顔をして、今日も何ひとつかわいいところなく生きていたと思います。

でもいつだったかな、はたと気づきました。えっ、いや待てよ、どうせ失うなのなら利用しつくしてさようならしたほうが得じゃん!そうだ、わたしは若いんだ!若いことはなんだかそれだけでもうすばらしいことなんだぞ!そうだ、わたしは若くて、だから
かわいい女の子なんだぞ!と。


わたしは人に何かしてもらうことが本当に苦手で、例えばご飯なんかを先輩だからとか男の人だからだとかでおごってもらうことも苦手なんですよね なぜかって、うまくその喜びを表現できないからだと思います。

わあ!いいんですか!なんだか悪いなあ、とへらっと笑って、ありがとうございます!ごちそうさまです、えへへと笑って、にこにこする、

この流れが頭ではわかっているのに、いつもどうしても、なにか悪いことをしたみたいに神妙な面をしてすみませんすみません…と言ってしまっている。感謝のきもちよりも、先に、あなたが大切な時間を削って得たお金をこんなわたしなんかのために…という気持ちでいっぱいになるんだと思います。
でもこれって相手には感謝の気持ちがまったく伝わっていないんですよね、なぜなら人はどうがんばっても人の外見からしか相手の気持ちを読み取れないからです。だからこうして神妙な面持ちをしてしまうことってぜんぜんかわいくない!相手の方にもわるい!わかっているんです!

ここでですね、「わたしは若いぞ!若いってなんかもうそれだけですばらしいみたいだぞ!」という意識を持つ。

すると、だれかに何かしてもらったとき、若さという素晴らしいものに対して何かしてもらったんだ、これは等価交換なんだと考えることができて、
え、いいんですか、悪いなあ、でもラッキー!ありがとうございます、嬉しいなあ、とちょっとね、ちょっとだけですけど、思えるようになったんです。おかけで少し、うまく振る舞えるようになってきた。

それから、目上の人や憧れの人と話すとき、ちょっとしたミスをしたとき。

あなたと話してみたいんです!わたし若いからちょっと粗相もあるかもしれないけど、でもまだ若いから許してください!だってわたしはあなたに憧れていて、あなたとお近づきになりたいんだもん。

先輩、すみません、わたしまだこれができなくて。教えてもらえませんか。お時間いただいちゃってすみません。とえへへと笑う。悪びれない。

端的にいうと、わたしは、若さを武器にして不真面目になりました。そして、かわいくなりました。若さを武器にするということはここではつまり、今までなんとなく憚られていたことを「若いから大丈夫だろう」という自負を持ってして、それを実行するための勇気にする、ということです。
真面目でいい子だけど、どこか少しとっつきにくい優等生から、不真面目だけど、なぜか憎めない愛すべきわるい子へ。
若さという武器、実はずっと前から持っていたその武器の使い方をちゃんと覚える。そして、「なれる自分」の幅を広げる。これはわたしのひとつの成長です。

ちょっと話は変わるけど、「悪びれない」ってすごい才能じゃないですか!悪びれないということは、自分はそれほど悪いことをしていないからきっと許してもらえるだろうという自負と期待があって初めてできるわけで、つまり自分と世間をよっぽど信頼していないとできないってことですよね。すごいことだ


もちろん若さはあっという間に、というか、もう1年経たないうちに失ってしまうけれど。若さにかぎらず、生きていく上で失うものや得るものは小さいものを含めると毎日あるもので、こうやって若さを武器にしてふまじめになることで得るものがこんなに増えるなら、価値の等価交換とでもいうのかな、それになるんじゃないでしょうか。というか、ちゃんと等価交換になるようにがんばろうぜ自分!という話です。ウーン書けば書くほど今までの自分はそういうチャンスを「失うのがこわいから」という理由で逃してきた気がしてならない。

でも今気付けてよかった!まだ若いもんね、きっと大丈夫です。若いうちに気づけたことでこれから振ってくるチャンスもまだまだあるだろうし、それに備えることができます。若いって最高!ここからもどんどん若さで道を踏み倒して、でかい顔してずんずん歩いてやるぞ〜〜

 


ここまで読んでくれてありがとうございます。勢いで書いたので支離滅裂になってしまった。でもいいよね、許してね、文章を書くことに関してはまだまだこれからなので!だってわたしまだ若いもん。